安仁神社「茅の輪神事」

  

〔毎年7月11日〕
約2600有余年の歴史を持ち、郷土の誇りとする安仁神社(元国幣中社)に、古くより伝わる「茅の輪神事(ちのわ)」が有ります。
このお祭りは、日頃知らずしらず触れる罪(心をつつむもの)、穢れ(気枯れ)を祓い清め、厄災除け・疾病退散・無病息災・延命長寿などを祈る祭りです。
農業にあっては、根付け祈祷の時期、五穀豊穣・虫除けなどを祈ります。
人形(ひとがた)で全身を撫で、息を三回吹きかけ、手に持って茅の輪をくぐるとき、「蘇民将来(そみんしょうらい)」と唱えながら、神前に向かって「左・右・左」と三回くぐります。
※茅(ち) (カヤ・チガヤ)を使用するのは、 神道の「はらへ」の思想により起こり、茅(かや)・麻(あさ)・菅(すげ)のような生命力旺盛な植物には神秘的な威力があって、それらによって祓われたり、身に付けることにより罪・穢れが消滅し、清浄な身となる信仰です。
※唱言(となえごと)・・・「ソミンショウライ!!」
蘇民将来(人名)が武塔の神(スサノオの神)に、一夜の宿を提供したところ、「もしも、後世に疫病があったならば、蘇民将来の子孫であるといって、この輪を付けなさい・・・・・」と言われ、その通りにして疫病を免れたという神話に基づくものです。
※人形(ひとがた)
  全身を撫で、息を三回吹きかけて、身代りになるものです。
※直会(なおらい)
本来は、祭りの為にお籠もりをして、飲食も清らかに心身を潔斎していたのを解いて、通常の生活に戻るにあたって、神前から下げてきた神饌や御神酒を参加者が共に飲食して、神のお力を体内に戴くことです。
一般的な祈願の場合は、拝殿を退出するときに、御神酒をいただくという形式で代えられている場合が多いようです。

※配布パンフレットより
写真は平成26年7月11日のものです。

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